2016年02月29日
オクムラ 2016春の商戦見本市
オクムラ(京都市)とヤマカ(神戸市)の合同展示会「2016スプリングフェ」が2月25日と26日、京都市伏見区竹田鳥羽殿町5の京都パルスプラザで開かれた。
出展社は前回より2社増えて80社超となった。生活の基本を支える定番品のほか、会場中央に配した企画コーナーでは小売業態ごとの特色や季節感などを表現してもらうために毎回力を入れてきた。このコーナーのみ出展社を含めると100社近くに及んだ。
商材の鮮度に気を配るオクムラでは新規メーカーの出展には熱心だが、既存メーカーの商材と重ならないことが出展条件にしている。食や住の生活にアクセントをつける好みを重視した新規商材や機能・性能・ブランド・輸入品といったもう一段引き上げた商品群を用途別などでくくった。
流行や季節感などを強く印象付けた商品など紹介することで財布の紐の固い消費者に訴えていく。
店舗の賑わいに欠かせない販促品なども並んだ。
長年継続出展しているメーカー、新規メーカーの業績アップを意識して、「当社見本市に出展していただいた限り、メーカーの売り上げ増につながる努力は惜しまない」と、奥村好信社長は言う。
前期業績をみると、販売額上位30社の前年度比業績は95%程度で推移し、前年度を割り込んだのは2~3社にとどまった。
【関連記事】
奥村好信・オクムラ社長 60億円目標 2016年期 https://livingtimes.co.jp/?p=6893