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2026年02月17日

橋本謹也・中山福社長のあいさつ


 橋本謹也・中山福社長

今回は、出展メーカー様134社、うち新規出展メーカー様が15社、得意先の来場見込みが134社591名という状況です。ご出展頂くメーカー様は、横浜・大阪を含め過去最高の出展数になりましたこと、感謝申し上げます。

また1年前に開催しました第144回見本市と比べましても、今回は祝日を挟む日程ながら、来場企業数・来場人数共、ほぼ同じ水準です。多くの来場者が見込まれる状況で見本市初日を迎えられることに、ひと安心しております。

足元の経済状況・マーケット状況はと言いますと、全体としては雇用・所得環境の改善等を背景として緩やかな回復傾向がみられます。しかし、不安定な国際情勢の影響のもと、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、継続的な物価上昇等による消費者の節約志向が継続しており、依然として経済の先行きは不透明な状況だという認識です。

当社におきましても、取引先が属する業界の再編成、原材料価格やエネルギー価格の高止まりに加えて、人手不足に伴う人件費の上昇等、当社を取り巻く経営環境・消費環境も厳しい状況が続いております。

一昨日の衆議院総選挙で、高市総裁が率いる自民党の歴史的圧勝という結果になったことより、経済対策が進むというプラス要因はあるものの、今しばらく時間が必要かと思います。

このような状況のもと、当社におきましては、経営戦略である「卸売事業の拡充」、「ものづくり事業の強化」、「EC事業の拡大」、「物流機能の強化」を引き続き推進してまいりました。

市場や消費者の動向を深く分析し、大きく変化し続ける消費者の価値観に合った新規商品の販売を推進し、販売チャネルを超えた提案、店頭での販売促進のデジタル化など、「暮らしを豊かにする」をコンセプトに、商品の魅力をより感じていただける新しい売り場作りの提案を進めてまいりました。

そのような中、1月末に当社は「2026年3月期第3四半期決算」の発表致しました。まだまだ皆様に納得して頂く水準には達してはいませんが、少しずついい方向に動いているかと感じております。

中山福の強みは、100年を超す長い歴史の中で築き上げてきた数多い商品群を取り扱っている商品提案力・商品提供力。また、マーケットや消費者ニーズに関する情報提供力。これが中山福の強みであり、この力を発揮していくことが求められています。

私自身、社長に就任して3年7カ月になりましたが、社長就任後すぐに開催された第139回中山福見本市でお話させて頂きました「メーカー様との取り組み強化を更に進め、卸売事業の存在意義を高めていく」という体制を、引き続き一層スピード感を持って推進していきたいと考えています。

これまで以上に中山福と仕入れメーカー様との間でしっかり連携し、お客様・メーカー様に対し寄り添った対応を進めることにより、卸売業としての中山福の存在意義を高め、得意先にとっても仕入先にとっても「なくてはならないベンダー」を目指し取り組んでいきます。

この見本市がメーカー様各社の業績に寄与するよう取り組んで参りますので、本日より3日間どうぞよろしくお願い申し上げます。
(中山福が2026年2月10日~12日、マイドームおおさかで開いた「第146回中山福見本市2026春夏」の開催初日の朝礼であいさつ)