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メーカーとの戦略提案
中山福主催の「第142回中山福見本市 2024春夏」は2024年2月6日～8日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開いた。

出展メーカー95社に対して、来場者はおよそ６００人だった。初日、出展メーカーが臨んだ朝礼で、橋本謹也社長は、「厳しい環境ではあるが、この見本市ではメーカー各社の商品を得意先のバイヤーにきちっと提案をし、消費喚起をしてもらうこと」と、開催の狙いを説明した。

2023年７月開催の秋冬商談会から、メーカーとの取り組み強化を強くにじませることから、会場では「戦略提案ブース」を前面に押し出した。今春リアル店舗での展開を進めるための新ブランドではキッチン用品を中心に紹介した。

戦略提案ブースは取引先販売店のバイヤーに訴えたもので、シーズン需要を先取り提案。移り変わる市場環境を生活ニーズに置き換えて、さらにいくつかのテーマに沿って商品や販売企画を商品や関連情報をまとめたパネルなどで紹介した。

楽しい・心地よさ・昭和・万博開催を念頭の関西などをキーワードに採用し、季節商材とメーカーの重点販売や売れ筋商品などで展開した。