2014年11月15日
HCの9月販売額 前月比8.9%減。足踏みから後退へ
経済産業省が11月13日発表したホームセンター4080店舗の2014年9月の商品販売額は前月に比べて8.9%減って2516億1900円だった。7月‐9月の3カ月計は、消費税率増税の駆け込み需要のあった4月‐6月に比べて3.9%減少しており、景気の回復へ道のりは一歩後退した形だ。
前月に比べて販売額が増加したのは9部門のうち、増やした商品は10.4%増の「園芸・エクステリア」だけ。ほかの8部門はすべて減少した。なかでも、大きく落ち込んだのはカー用品アウトドア」が25.9%減だった。
「家庭用品・日用品」は前月に比べて15.6%減で、駆け込み需要の反動で落ち込んだ4月以降、4カ月間順調な回復ぶりが止まった。
地域別では関東が9.8%減と大きく落ち込んだのをはじめ、近畿も6.4%減、中部5.3%減とそれぞれ減らした。
前月に比べて大きく減らしたのが北海道と東北がそれぞれ14.0%減した。