2014年10月01日
「家庭用品・日用品」5月以降増加 ホームセンター売上額 8月速報
経済産業省が2014年9月30日発表したホームセンター4074店舗の2014年8月の商品販売額は7月に比べて1.5%減って2741億900万円だった。消費税率増税が実施された4月以降1.7%しか増えておらず、順調な回復は見られない。
9部門のうち、増やした商品は8.4%増の「カー用品・アウトドア」がトップで、次いで「オフィス・カルチャー」8.1%増、「DIY用具・素材」5.3%増、「ペット・ペット用品」4.0%増を続き、「家庭用品・日用品」は1.0%増だった。
駆け込み需要の反動があったものの、5月~8月の4カ月間で25%超増えたのは、全部門中、「家庭用品・日用品」だけである。
地域別では東北が0.5%増、北海道が0.4%増だが、残り6地域はすべて7月に比べて減っている。
消費税率の増税を契機に、ホームセンターの販売額は5月に盛り返したものの、前月比で増減を繰り返す状況が続いている。