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2016年02月15日

日本製プラスチックメーカー、海外市場の成功事例 八幡化成

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高垣克朗・八幡化成専務

八幡化成(岐阜県郡上八幡市)はこのほど、海外市場に進出した成功事例を紹介する中小企業庁のウエブサイトに掲載された。

現在、同社では欧州・米国・アジアなど、25カ国に輸出している。現地の卸業者らを通じてコンセプトショップやインテリアショップ、百貨店、専門店などで販売。

「おしゃれなプラスチック雑貨」のメーカーとして、洗練されたデザインや高い成形技術が各国のバイヤーから関心を寄せている。

八幡化成が海外展開に乗り出すきっかけとなったのが「国内市場の縮小」だった。

2010年(H22年)、英語版ホームページを立ち上げた。翌11年(H23年)、海外初出展として、フランスの「メゾン・エ・オブジェ」に共同出展した。

この見本市はフランス国内外の業者を対象に、インテリアとデザインの関連見本市として世界のバイヤーが位置付けられている。開催は年2回、1月と9月。出展規模は3000社、来場者は8万5000人。今日的なデザインに関心寄せるバイヤーには必見の見本市とされている。

初出展で一定の反応を見た同社では、翌12年(24年)には同展示会に単独出展を決断した。欧州の卸業者らとの成約に向け、自力で切り開いていった。

同年8月、米国・ニューヨークギフトショー(NY NOW)に出展した。NY NOWの愛称で、年2回開催されており、2500業者・社の出展に対して、来場者は4万7000人という規模だ。

3年連続出展したこの見本市でも「おしゃれなプラスチック雑貨」メーカーHACHIMANN KASEIの知名度を高めていった。

「ドイツアンビエンテ」への出展は14年2月。出展4811社。来場者は13万5000人という最大級の国際見本市だ。

フランス、北米、ドイツなど、国際規模の見本市への積極的な出展を重ね、バイヤーからの問い合わせが回を重ねるたびに増えていった。同時に、バイヤーとのつながりも次第に強固になっていった。

高垣克朗・八幡化成専務の話
海外に市場を求めたタイミングが良かった。メーカーが販路を開拓に注ぐ精力は国内でも、海外でも同じくらい必要です。

海外市場の開拓では、なるべく自前の力でやりたかった。海外取引を受注から通関、物流、売り上げの回収など、知識ゼロの状態から取り組んだが、出展関連の関係者の支援、英語に長けた社員の活躍なども含め、さまざまなところで幸運だった。

八幡化成株式会社 http://www.hachimankasei.co.jp/
本社・工場 : 岐阜県郡上市八幡町旭182番地
TEL.0575-67-1175 / FAX.0575-65-5150