物づくりを学ぶ 日プラ工がセミナー
日本プラスチック日用品工業組合(吉川利幸理事長)は7月17日、大阪市内のホテルで「Very Goods 2014」の事前セミナーを開いた。セミナーは今年10月開催のVeryGoods2014への参加意識を高めてもらおいうということから企画したもので、組合員ら35人が参加した。
講師に商品ジャーナリスト・サイバー大学客員教授の元日経トレンディ発行人兼編集長の北村森氏を招いた。
北村氏は激しい変化を求める消費傾向のなかでの物づくりの在り方について、「いいものさえ作れば売れるという時代ではない。いいもの同士の戦いが繰り広げられている今、いいものであることを、どう伝えるかが問われている」と、言う。
「競争の激しい生活雑貨の分野も同様」だとして、パッケージへの工夫と配慮、販促に活用する画像のポイント、商品のネーミングなど、具体的な事例を交えながら解説をした。
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同組合が主催する今年の「VeryGoods2014」は10月30日(木)~11月1日(土)、東京都千代田区有楽町2−10−1の東京交通会館の12階・ダイヤモンドホールで開催する。
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【日本プラスチック日用品工業組合とは】 http://www.jpm.or.jp/index.html
全日本プラスチック成形工業連合会の日用品部会が発展的解散をして昭和48年8月31日に設立した。
中小企業団体の組織に関する法律に基づき、工業組合(出資組合)として昭和48年11月27日通商産業省(現在の経済産業省)より正式に認可された。
以来、当組合はプラスチック日用品業界の健全な発達と、組合員の事業経営の安定および合理化を図るため、活動を行っている
■事業活動の概要
各種品質規格の周知徹底、整備及び安全性に関する事業
消費生活用製品安全法(略称:消安法)対策に関する事業
製造物責任法(PL法)対策に関する事業
下請適正取引の推進に関する事業
プラスチック日用品優秀製品コンクールに関する事業
家庭用品品質表示の周知徹底の継続
模倣模造防止に関する事業
環境保全に取組む意識の啓蒙推進
ユニバーサルデザインの推奨
展示会に関する事業
組合組織の強化
情報、資料の収集及び提供に関する活動
外部への情報公開