プラスチック日用品組合、通常総会
日本プラスチック日用品工業組合の「第41回通常総会」は6月3日、東京・上野公園の上野精養軒で開かれ、各議案を原案通り承認可決した。任期満了に伴う役員改選では吉川利幸理事長をはじめ、森昌美、岩崎能久の副理事長は留任したが、鴻池良一氏は副理事長を退任し、代わって荒川博史(ヤマト化工社長)が就任した。総会には組合員87社中、出席が37社、委任状提出は35社だった。
今年度の主な事業
(1)各種品質規格の周知徹底・整備、安全性確保
(2)消費生活用製品安全法(消安法)対策
(3)製造物責任法(PL法)対策
(4)下請け適正取引の推進
(5)第33回プラスチック日用品優秀製品コンクール
(10月3日審査、組合ホームページとベリーグッズ会場で発表)
(6)家庭用品品質表示法徹底の継続
(7)模倣模造防止
(8)環境保全意識の啓蒙
(9)ユニバーサルデザイン奨励
(10)ベリーグッズ2014
(10月30日~11月1日、
東京交通会館12階・ダイヤモンドホールで開催)
【役員】 〇印は新任、敬称略
・相談役 大松利幸(〇、リス)
・理事長 吉川利幸(吉川国工業所)
・副理事長 森昌美(総務委員会委員長、アートナップ)、
荒川博史(〇、環境・安全対策委員会委員長、ヤマト化工)、
岩崎能久(企画・広報委員会委員長、岩崎工業)
・専務理事 中村公貴
・理事 石野進(台和)、乾正孝(エビス)、猪俣晶介(イノマタ化学)、大エ俊二(青年経営研究会幹事長、オーエ)、川崎德太郎(オーエスケー)、神末宗和(〇、国際化工)、鴻池総一郎(〇、スケーター)、小森聡明(〇、小森樹脂)、島康則(環境・安全対策委員会副委員長、リス)、島谷健一(サンコープラスチック)、瀧本忠夫(総務委員会副委員長、伸晃)、橋本雅夫(山崎産業)、藤野兼人(天馬)、堀内高志(サワフジ)、桝田聡(エヌケープロダクツ)、吉田昌弘(東和産業)、吉村勝一(〇、新輝合成)、理塀方一(企画・広報委員会副委員長、アイセン)
・監事 高垣美代子(八幡化成)、横山秀之(〇、錦化成)
【吉川理事長のあいさつ】
4月の消費税増税実施のあと、消費の冷え込みが心配されたが、それほどの影響をこうむることもなかった。
ただ、プラスチック日用品業界では原材料が高騰し、ナフサ価格は過去最高値となり、物流費、光熱費の値上がりとあいまって価格転嫁に苦慮している。
そうした中で新商品開発に努める一方、適正利益を確保していくためにも増税分が転嫁できるよう、価格の外税表示を厳守していきたい。