タイガー魔法瓶 商談会 健康食生活に炊飯ジャー
タイガー魔法瓶(大阪府門真市)の「2016年タイガー新製品商談会」が2016年6月2日、大阪市内のハービスHALLで開かれた。「食卓に、温もりの魔法を。」をテーマに、東京でも9日、都内の東京国際フォーラムで開催した。
炊飯ジャーによる健康食生活では麦飯や玄米の習慣化を提案する一方、もっとおいしい家庭料理を楽しむ道具として「グランエックス」ブランドの炊飯ジャーや陶板プレートなど、主なコーナーではおいしい体験を来場客に提供した。
新商品のうち、「土鍋圧力IH炊飯ジャー」THE炊きたてJPX-062、JPX-102は萬古焼(三重県四日市市)の土鍋。遠赤効果による高温と釜中の熱対流、高温200度超で炊き、「高温蒸らし」によっておいしい香りのご飯を炊くという手順。麦飯もおいしくできる。
「健康食生活」の提案では麦飯や玄米をおいしく炊ける炊飯ジャーと精米器RSF-A100との抱き合わせ展示して健康な食習慣を打ち出した。
「ランチカップ」LCC-A030はご飯(またはスープ)を下のステンレスカップ容器に、上は透明容器(ポリメチルペンテン樹脂、電子レンジOK)におかず。淡いピンクと緑の2色。生成りのポーチ付き。
食品メーカーとの共同提案では、タクックを使って、フルーツソースとホットケーキを一度に作るという実演。「失敗しない」というのが売り。
ステンレスボトルでは女性向けにパール系新色、ロック強化を発表した。
便利な機能や性能などをあらためて知ってもらうというコーナーは売り方のヒントを提供。蒸気が出ない・簡単で便利な操作の電気まほうびん「蒸気レスとく子さん」は安全性を認められ「キッズデザイン賞」2年連続受賞している。
時間節約に役立つ2つの献立が一度でできるタクックも女性をはじめ、単身者らを掘り起こす商品としてアピールしていた。
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家庭用の電源で、320度の高温で焼く「電気式コンパクトピッツァ窯:KPX-S300」を発表した。窯は炭プレートと1200Wのカーボンヒーターで一気に高温に達する。「プロ用のピザ窯本格的なナポリピッツァが家庭で手軽に焼ける」。
電気設備工事が不要なうえ、設置が簡単で、省スペース。業務用のコーヒー沸かし器が売れる市場だけに、流通関係者も関心を寄せている。