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2023年08月31日

鴻池総一郎・スケーター社長 【インタビュー】


    鴻池総一郎社長

新商品の投入多く
広範囲な物価上昇は少なくとも今年中、続くもようです。スケーターでは新製品の投入によって新たな価格体系を作っていきます。

消費者を見てみますと円高・航空運賃の割高感で海外旅行に代わって、国内消費に振り向けようという機運です。期待しています。

今回の新商品はリラクゼーションやバイオマスプラスチックを起用した弁当箱、陶磁器・耐熱陶器製調理器――フライパンやフタ付きトースターパン、立体キャラクター・マスコット付きの樹脂製ボトルなどがあります。

展示会開催を例年より1回分減らしたのですが、新商品の投入点数は例年以上に増やしました。

過去の事例では物価高騰や景気が低迷すれば家庭用品の売れ行きは高まりました。

変化にスピードをつけ、新分野にも踏み込み、販売チャンスを広げていく。スケーターの商品戦略は当面、継承されていきます。
(2023年8月23日~25日、大阪市内で開いた「第41回新製品内見会」の会場で)