橋本謹也・中山福社長 現場・マーケットの声を反映

橋本謹也・中山福社長
1957年に第1回目の見本市を開催して以来、今回で 147回目の開催を迎えます。見本市という当社にとっても、またご出展頂いているメーカー様各社にとっても、大きな意味を持つイベントであることに、私を含め中山福社員全員、本日より3日間、気を引き締めて取り組んで参ります。
今回は、出展メーカー様132社、得意先の来場見込みが146社625名と、昨年のこの横浜での見本市、今年2月の大阪での見本市とほぼ同数との報告を受けております。多くの来場者が見込まれる状況で、見本市初日を迎えられることに、ひと安心しております。
足元の国内の経済状況・マーケット状況はと言いますと、全体としては、雇用・所得環境の改善などを背景として、景気は緩やかな回復基調で推移しています。
しかし、原材料価格やエネルギー価格の上昇、人手不足に伴う人件費の上昇等により物価上昇が続いており、それに伴う消費者の節約志向も継続しています。
加えて、得意先が属する業界の再編成、中東情勢悪化・ホルムズ海峡問題により、原材料の調達遅延や、商品供給の不安定化の懸念など、経済の先行きは不透明な状況が続いており、企業を取り巻く環境は、引き続き不確実性が高く、将来の見通しが立てにくい状況にあります。
このような状況のもと、当社といたしましては、「中山福グループ 中期経営計画 NFG2026」の4つの経営戦略である、「卸売事業の拡充」、「ものづくり事業の強化」、「EC事業の拡大」、「物流機能の強化」を引き続き推進してまいります。
市場や消費者の動向を深く分析し、大きく変化し続ける消費者の価値観・需要に合った新規商品の販売を推進し、販売チャネルを超えた提案、店頭での販売促進のデジタル化など、「暮らしを豊かにする」をコンセプトに、商品の魅力をより感じていただける、新しい売り場作りの提案を、皆様のお力を借りながら皆様と共に、引き続き推進してまいりたいと考えております。
多様なニーズに合わせた商品企画や提案、デジタルサイネージを活用した売り場のデジタル化対策提案、POSデータの活用と同時に、データ会社と連携し、様々なデータ・情報を収集し、独自の分析加工によって、提案力に磨きをかけるなど、総合コンサルテイング力の強化を徹底的に推し進め、「情報付加価値の高い卸売業」として営業展開を図ってまいります。
社長というポジションにつき、早いもので5年目に入りました。社長就任後すぐに開催された第139回中山福見本市でお話させて頂きました、「メーカー様との取り組み強化を更に進め、卸売事業の存在意義を高めていく」・「得意先様、仕入先様にとって、今以上に必要とされる存在を目指し、なくてはならないベンダーとしての地位を確固たるものにする」、この考えには変わりなく、引き続きより一層スピード感を持って推進していきたいと考えています。
そのための新しい体制もスタートさせました。昨年に引き続き、「現場の声、マーケットの声を、今迄以上に経営に取り入れていくため」、「新しい中山福へ向けての、後継者育成・人材育成を展望」し、加えて「海外への販路拡大を企図」し、常務取締役の北代憲司を大阪支店長兼海外事業部長へ、仕入れ先様・メーカー様との商品施策をより強力によりスピディーに推進することを狙いに、取締役商品・物流本部長の佐々本剛広を常務取締役へ、同時に関東支店副支店長の林慎平を商品企画部長に、執行役員営業本部長の森誠を取締役へ、営業推進部長の政岡大士を執行役員へ、そして広島支店長には中島匡大を配置した新体制をスタートさせております。
今迄以上に、現場の声、マーケットの声、また本日ご出席いただいている皆様の声を経営に反映できるよう取り組んで参りたいと思います。
この見本市がメーカー様各社の業績に寄与するよう取り組んで参りますので、本日より3日間どうぞよろしくお願い申し上げます。
(見本市初日2026年7月7日、朝礼のあいさつ)