2024年07月21日
オクムラとヤマカ合同見本市
オクムラ(京都市)とヤマカ(神戸市)の合同見本市が2024年7月18日と19日、京都市内の京都パルスプラザで開かれた。出展メーカーは71社だった。
物価高騰は消費意欲を大きく後退させる主な原因だが、同社では既存取引先への貢献度を考える一方、新規開拓にも力を注いでいる。「インフレが進む中、新しい商品・企画をそろえた」として、会場中央では季節商材の特集や人気のメーカーらを配置した。
「インバウンドの増加により人並は多く、街並みは活気に満ちております。ただ、物価高騰の影響もあり、必需品以外の家庭用品は厳しい戦いを強いられており、われわれも新たな商品・売り方を模索していかなくては」という姿勢。
同社オリジナルの「京都活具」が見本市開催ごとに品目を増やしている。アルミ、鉄、ステンレス、木材など素材を適材適所に起用し、堅実・実直なライフスタイルを想定させるデザインが特徴。
「これからの卓上なべ」は食料品の高騰を意識した献立提案へとつないでいく。「防災コーナー」は通年化した自然災害に向けたものだった。
【東京会場】
2024年8月27日(火)と28日(水)
北とぴあ ペガサスホール(東京都北区王子1の11の1)