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2013年12月05日

【節水しながら熱湯冷ます】 スマートジャグとは

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賞の種類:生活用品の部 大賞:経済産業省 商務情報政策局長賞
受賞会社:岩崎工業株式会社 http://www.lustroware.co.jp/
受賞製品:冷水筒 スマートクーリングジャグ
受賞理由:お茶(コーヒー、紅茶、ハーブティーなど)には、水出しのもありますが、沸かしたお湯で抽出する方が香りも高く、おいしい事はよく知られています。しかし、氷を入れると薄まってしまい、せっかくの香りや、おいしさが無くなってしまったり、冷すために沢山の『氷』が必要になります。このスマートクーリングジャグは、そんな悩みを一挙に解消してくれた商品です。従来の冷水筒とは違い、文字通りスマートにやかんの代わりに水道水でお茶を短時間で冷やしてしまう冷水筒です。水温28度の場合、100度の熱湯が5分後で45度、10分後で35度まで冷やす事が可能です。

従来のプラスチック製(同容量)の冷水筒を、洗い桶の水に浸け、頭部を出して冷却した場合、10分後の温度は76度。水で冷やさなかった場合は84度でした。35度になるまで自然に放置した場合は、なんと4時間30分もかかります。冷却用の水道水は蛇口から直接流し入れ、あふれさせるだけでOKです。冷やすために入れた周りの水を捨てれば、冷蔵庫のポケットへスマートに納まるサイズに設計されている。本体周りに結露した水も本体で受止め、外に流れ出ない構造になっているため、テーブルなどを汚しません。

水の温度差による密度の変化を利用して、強く流し入れなくても冷却水は循環しますので、1分間に1リットル程度の少量の流水で十分に冷やすことができる。従来の冷水筒の常識を超えた『新しいタイプの冷水筒』です。

【プラスチック日用品優秀製品コンクールとは】 日本のトップクラスのプラスチック日用品のメーカー団体・日本プラスチック日用品工業組合http://www.jpm.or.jp/が主催今回が第32回目で、「プラスチック製品」と「生活用品」の2部門で、機能や性能など使い勝手やデザイン、安全性などのほか、エコ貢献やメーカーとしてのチャレンジ精神なども視点に表彰することで、完成度の高いプラスチック日用品の商品化を目的にしている。アジア地域にとどまらず、世界のプラスチック日用品、生活用品のレベルアップに貢献している。「プラスチック」と「生活用品」の2つの部門でそれぞれ8点(応募数56点)、7点(応募数18点)が受賞した。