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2023年09月01日

EC市場規模 22.7兆円 2022年9.9%増 経産省調査

国内電子商取引市場規模(BtoC 及び BtoB)
2022年の日本国内の BtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、22.7 兆円(前年 20.7 兆円、前々年 19.3 兆円、前年比 9.91%増)に拡大している。

経産省が2023年8月31日発表した22年の電子商取引に関する市場調査の結果を発表した。

22年の日本国内の BtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は 420.2 兆円(前年 372.7兆円、前々年 334.9 兆円、前年比 12.8%増)に増加した。

物販系分野の BtoC-EC 市場規模では、「食品、飲料、酒類」(2 兆 7,505億円)、「生活家電・AV 機器・PC・周辺機器等」(2 兆 5,528 億円)、「衣類・服装雑貨等」(2 兆 5,499 億円)、「生活雑貨、家具、インテリア」(2 兆 3,541 億円)の割合が大きい。この上位 4 カテゴリーが2兆円を超過するとともに、物販系分野の 73%を占めている。

EC 化率では、「書籍、映像・音楽ソフト」(52.16%)、「生活家電、AV 機器、PC・周辺機器等」(42.01%)、「生活雑貨、家具、インテリア」(29.59%)で高い値となった。

国内電子商取引市場規模(CtoC)
2016年から、CtoC-EC 市場規模※2推計を実施。22年の CtoC-EC の市場規模は2兆 3,630 億円(前年比 6.8%増)と推計。

近年、EC チャネルの一つとして個人間 EC(CtoC-EC)が急速に拡大していることを踏まえて調査をしたもの。