2023年02月01日
ドラッグストア 11.3%増 2022年12月
経済産業省がまとめた２０２２年12月のドラッグストアの（速報値）販売額は前年の同じ月に比べて11・１％増の７３１１億円だった。21年５月以来、20カ月連続の増加となった。
関東・中部・近畿の主要３地域も10％台を超える高い伸び。店舗数は11月に比べて22店舗増えて１万８４２８店舗だった。
「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」は８・７％増で、７月から８カ月連続増となった。「その他」を含めて９部門の中、15・６％を占めている。
一方、「トイレタリー」は22年３月以来、10カ月連続の減少だった
来店動員の原動力となる「食品」12・３％増は18カ月連続プラス。
地域別では「関東」が11２％増の３１７１億円（７８１０店舗）、「中部」は10・２％増の９４８億円（２４６３店舗）、「近畿」は12・５％増の１０７０億円（２８１０店舗）だった。
前年同月比２けた増となった地域は関東・中部・近畿のほか、東北と九州・沖縄であった。
【ドラッグストアの商品分類】
▽家庭用品＝バス・トイレ・キッチン用品、ファブリック、なべ、かま、キッチン用刃物、食器、卓上用品、清掃用品、包装用品、保安防災、避難用具等。
▽日用消耗品＝住まいの洗剤、防虫剤、トイレットペーパー、芳香剤、食器洗剤、ティッシュペーパー等。
▽ペット用品＝ペットフード、ペット用装飾品、ペット用医薬品、ペット用シャンプー、ペット用シーツ等。
