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2026年05月10日

【決算2026年3月期】中山福 430億円 5.1%増

売上高430億円5・1%増
中山福 26年3月期業績

売上高は430億5200万円(前年同期比5・1%増)となった。利益面では、仕入価格上昇などで販管費が増加したものの、売上増加により営業利益は5億3100万円(同243・8%増)。

卸売事業やものづくり事業、EC事業の拡大を進め、「家庭用品卸売事業」では市場分析を踏まえた新商品販売や販売チャネル拡大を推進した。
また、「プラスチック日用品製造事業」「インテリア用品製造・販売事業」「家庭用品製造・販売事業」でも、自社オリジナル商品の開発や販路拡大に取り組み、収益力向上を図った。

「家庭用品卸売事業」の売上高は395億円(同4・6%増)、セグメント利益は11億6700万円(同30・9%増)。
「プラスチック日用品製造事業」は売上高23億1400万円(同11・3%増)、利益1億1400万円(同15・1%増)。
「インテリア用品製造・販売事業」は売上高14億9100万円(同4・5%増)、利益4億3500万円(同5・8%増)。
「家庭用品製造・販売事業」は売上高20億7500万円(同47・5%増)、利益1億6300万円となった。

【2027年3月期予想】
卸売事業では、全国販売網と調達網から得られる情報を活用し、魅力あるホームユース製品の販売を進めていく。商品カテゴリー・地域特性の分析で消費者の購買動向を把握し、見本市(展示会)における企画・提案、他業種との連携を含めた新しい売り場提案などを行う。

仕入先との戦略的パートナーシップを構築することで、価格・時期・ロットなどの納品条件を最適化へ。

ものづくり事業は、①家庭用品②インテリア用品③プラスチック日用品で商品開発、販路の拡充や品質・生産管理への取り組み。個別では、家庭用品は新ブランドの開発・認知拡大、インテリア用品は定番品に頼らない将来の柱となる商品開発の推進、プラスチック日用品は基幹システムの刷新による生産管理能力の底上げと商品開発を推進。

EC事業では、各事業で得られた消費者の需要予測を踏まえ、ECに適した商品開発・商品選定を行い、購入転換率の向上を図っていく。グループの一体運営による合理化・効率化、全国物流網の活用で収益性向上へ。

物流機能では、DX化への環境整備、全国支店網の多面的活用、拠点ごとの事業環境に合わせた新システムの導入による営業・物流体制の更なる高度化・効率化を通じてコスト構造の改善へ。

2027年3月期の通期連結業績見通しは、売上高420億円、営業利益6億円を予想。