2019年05月18日
ホームセンター、2018年度市場規模3.2兆円 0.5%マイナス
2019年3月販売額 1.5%減
経済産業省がまとめた2019年3月のホームセンターの商品販売額は前年の同じ月に比べて1.5%減2590億円だった。
5カ月連続の減少となったが、「DIY用品・素材」は10カ月連続、前年同月比を増やしていたのがストップし、1.9%減となった。
「家庭用品・日用品」は5カ月連続の減を返上し、0.5%増だった。
「インテリア」は9カ月連続前年同月比を割り込んでいる。「オフィス・カルチャー」も18年1月から15カ月連続前年の同じ月に比べてマイナスの記録を更新中だ。
店舗数は前月に比べて5店舗増え、4338店舗だった。
主な地域の販売額は「関東」が0.9%減の1105億円(1389店舗)。「中部」3.0%減の262億円(410店舗)。「近畿」2.6%減って378億円(615店舗)だった。
「北海道」は2018年9月発生した北海道胆振東部地震以降、9月から7カ月連続で前年同月比を増やしている。「九州」は3カ月連続増えて0.0%増となった。
ホームセンター市場規模
3.2兆円0.5%マイナス
ホームセンターの2018年度市場規模は0.5%減の3兆2733億円。店舗数は40増えて4338店舗。
部門別では「DIY用具・素材」が2.6%の成長で、9部門中、ほとんどの部門が前年度割れの中で、3年間着々と伸ばしており、ホームセンター業界がプロ需要対応へと舵を切ったのが功を奏している。
「家庭用品・日用品」は2016年度以来、3年連続減少している。
地域別では主要3地域のうち、「関東」「中部」が3年間連続縮小している中、「近畿」が1.6%成長へと巻き返した。