2025年07月05日
奥村陽・オクムラ社長 【インタビュー】
奥村陽・オクムラ社長
説明型商品と情報の共有化に
食品の値上げが広範囲なことから、消費購買キッチン用品に振り向けられるのは厳しい状況です。特売品へ目が向きがちです。
対策として、重点販売の見直し、社内間の情報の濃密な共有化、新規取引先の開拓などを上げています。
お客が納得し、購買に結び付く商品に力を注いでいきたい。もう一段上の商品を売っていくというこだわりで、販売店の売り上げアップに貢献していきたい。
社内間の情報共有ではインターネット・ツールがかなり浸透しています。支店や営業所ごとの売れ行きの偏りを防ぐにも役立っています。たとえ1カ所で商品が滞っていても、それは「全社で在庫している」という意識が大事です。こまごまとした商品が少なくないので、全社での情報の共有化は利益確保に欠かせません。
引き続き、新規開拓には力を注いでいきます。
(2025年7月2日~3日開かれた秋見本市の会場でインタビュー)