2022年07月20日
中山福 2022秋冬見本市 橋本体制スタート
中山福主催の「139回 中山福見本市~2022秋冬~」が2022年7月5日~7日、横浜市内のパシフィコ横浜で開かれた。
会期中、約600人・150余社が来場。出展は88社だった。
6月28日付、就任した橋本謹也社長による初めての見本市開催だった。
初日、橋本社長は出展関係者らを交えた朝礼で、経営トップの交代に触れながら、「新体制のもとで、卸売業としての存在意義・価値を今以上に高め、この見本市を契機により一層力強く進めたい。メーカーと得意先との架け橋となり、取引を推進し、卸売業の存在意義を高めることを徹底していきます」とあいさつした。
会場では自社ブランド「ベストコが相当数の新商品を発表した。在宅勤務などによって自宅で長時間過ごす生活が新しい習慣となりつつある。これをニーズとしてとらえ、住まいの改善志向の高まりに沿った収納や園芸、物干し、台所用品などを紹介した。
同社にさまざま提案企画を提供しているマザープラス(大阪市)もフライパンの新製品の実演をし、来場者の足を止めた。
SDGsを掲げ、国際規模で社会との結び付きや貢献度合いを高めていく企業姿勢も引き続き前面に出した。国連の食料支援機関WFPへの賛同企業として、会場の随所でアピールしていた。
数次にわたり原材料の高騰が予想されている中、出展メーカーも新製品の投入には積極的だった。
コロナ感染の拡大から3年目、感染対策にもノウハウが蓄積されており、感染者数の最多の首都圏での開催には万全の態勢で臨んだ。