2020年11月14日
スケーター社長・鴻池総一郎氏【インタビュー】
鴻池総一郎・スケーター社長
自社ブランドの育成に力を入れていく
当社を取り巻く環境がコロナ禍の影響で変化して逆の現象が現れてきました。東京を中心に動いてきたものが地方にも広がっている。販路や商品カテゴリーなどの状況も一気に変わってきたと実感しています。
一方で当社が得意とするキャラクター商品関連では対象とする子どもの人口が年々減少し、2019年統計で86・5万人と過去最少を更新しました。今後、子ども中心のビジネスが厳しくなってくるでしょう。
当社として、ターゲットを広げたり、単価を引き上げること、商品カテゴリーの拡大や販路を海外にも広げるなど、当面およそ4つの大きな課題があります。
海外に市場を広げるには版権問題の伴うキャラクター商品の販売は制限されており、企業戦略に支障のない独自ブランドの育成強化が急務です。
企業やブランドを前面に押し出すよう行動を起します。SNSや誌紙面やテレビなどを活用していきます。
(2020年11月11日、奈良市内のスケーター本社で開かれた「第3回秋季社内展示会(新緑・梅雨・盛夏新製品発表会)」でインタビュー)