2019年07月20日
オクムラ 自社ブランド新製品追加
自社ブランド新製品を追加
オクムラ 2019秋冬見本市で
オクムラ(京都市)とヤマカ(神戸市)の「第96回 オクムラオータムフェア 2019」が2019年7月17日と18日、京都市内の京都パルスプラザで開かれた。
「生活様式・販売形態・国際情勢などの変化を受けて、消費者ニーズに沿った企画・情報・新商品開発を提案。『信頼され、必要とされる問屋』を歩んでいく姿勢で臨んだ。
出展メーカーは例年並み89社。キクロン(和歌山市)が参加するなど、荒物系メーカーの参加が続いており、金物・荒物をきめ細かくそろえて新規開拓をけん引する商材という位置付け。
会場中央の企画コーナーは秋冬向け商材やオクムラが力を入れていく話題商品・新商品や新規メーカーなどに特化し、10余りコーナーで構成。同社の新たな方向性を示している。
なかでも、「京都活具(かつぐ)」は同社のオリジナル商品で、長く使われていく生活用品を老舗金物卸の視点から商品化。1年前の見本市で鉄製フライパンや卵焼き、アルミ槌目鍋など10数点を立ち上げた。「オクムラならこう作る」という意向を強く反映させる「個性」を盛り込んだ。今回、鉄フライパン20cmやてんぷら鍋、食器洗い乾燥機対応のオールステンレス包丁などが追加されている。
「カタログ通販などでは、既存品の売れ行きを維持しながら、新たに売上を積み上げるなど貢献している」と、同社・奥村陽社長の話。
企画コーナーは話題の140ml・120mlのステンレスボトルやフレグランス系洗剤のはじめ、リラックス健康グッズ、秋冬の季節用品として風呂ふた、掃除用品などを紹介した。
見本市は東京支店でも2019年8月20日を21日、都内北区王子の北とぴあでも開催を予定している。