【試食リポート】スムージーがおいしかったタイガーのプレミアムミキサー
タイガー魔法瓶はプレミアムミキサーとして「斜め型ミキサーTIGER EDGE SLB-A100」を2024年7月23日、発売する。
これに先立ち、大阪市内で試飲記者発表を開いた。
同社担当者が作ってくれたマンゴースムージーを試食体験した。
冷たいスムージーは口に含むとなめらか。とにかく、なめらか。予想以上に微細だった氷の粒が喉を通ると、おいしい。ヨーグルトと蜂蜜、牛乳、氷塊、たったこれだけでこんなにおいしいとは。一瞬だが、幸せ感がポコッと飛び出した。45度ミキサーの不思議を体験した。マンゴーのスムージーは想像以上のおいしさだった。
使用食材:市販の冷凍カットフルーツ(マンゴー)、ヨーグルト、はちみつ、牛乳、市販氷塊。
使ったミキサー:タイガー魔法瓶の斜め型ミキサーTIGER EDGE SLB-A100
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/food-prep-appliances/slb-a/
タイガー魔法瓶「斜め型ミキサー TIGER EDGE SLB-A100」
刃の設置角度が45度という見慣れないかたちのミキサーだが、スイーツの専門店などで味わえた本格的な冷製レシピなどが家庭で幾通りも手軽に楽しめる力を備えている。
4枚刃の厚みは従来品の1・5倍。45度の設置角度と強靭な刃が切削力と攪拌力を格段に引き上げた。ミキサーが起こす水流は高速・低速・逆低速の3種類で、これらが同時に、タネや芯を除いた丸ごとのリンゴやアボカドはきっちり粉砕される。
フルーツを細かく刻むなど下準備は不要。従来型ミキサーのように細かく裁断する手間はいらない。市販の冷凍フルーツは解凍せずにそのまま使えるうえ、容器に入れる順も不同。これまでの不便を解消し、時短にも貢献。
使い方は本体正面のダイヤル(速度1~10段階)を回すだけ。「粗く刻んで食感を残したい」「なめらにしたい」なども好みに合わせた調整がごく簡単にできる。複雑なボタンやスイッチなどの操作は不要というのもこのミキサーの特徴。
【10段階ダイヤルでできるメニュー例】
フルーツシャーベット、トマトなどソース、ガスパッチョ、ジェラート、スムージー、トルティーヤ、ポタージュなど。
【プレミアムミキサーという位置付け】
通常型ミキサーのボリュウーム価格帯は約1万円だが、斜め型ミキサーSLBは商品化まで5年、試作台数127台超を投入し、じっくり取り組んだという。粉砕力・攪拌力・手軽さなどでプレミアムミキサーという位置付け。
想定売価は4万9800円。販売予想は初年度4000台。
家電大型量販店や百貨店、ギフトカタログ、EC販路、タイガー魔法瓶オンラインショップなどでも販売していく。
本体容器のカップはトライタン樹脂。手入れはカップとフタは食洗機に対応。
国際的なデザイン賞「iFデザインアワード2024」を受賞。
斜め型ミキサーTIGER EDGE SLB-A100
定格時間(連続運転4分間運転・2分間停止の繰り返し)
大きさは171×352×332mm
オニキスブラック
【販売担当者の話】
「通常型ミキサーが伸びたのは2020年ですが、現状では前年比90%程度で推移。今後は高価格帯が伸びるとして商品化しました。斜め型SLBの発売を足掛かりにブランド力を引き上げていきたい」(営業企画グループの田村剛さん)
「410Wと消費電力です。スムージーとして、食感が滑らかで栄養を丸ごと摂取したい人や健康志向の方に、毎朝続けやすいという動機にもかないます。斜め型ミキサーは実物を体験していただくことで購買につながるでしょう。なるべく体験イベントなどで拡販していきたいと考えています」(ソリューショングループ広報宣伝チームの花房由香里さん)