炊飯器、高級タイプ、依然人気 【テレビ番組再録】
朝日放送の看板番組、ニュース情報番組「キャスト」で秋の売れ筋炊飯器を特集、メーカー5社の代表機種を紹介した。2014年9月16日放送。以下、番組の一部を再録しました。
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60点の炊飯器を展示する「マルチメディア梅田」(ヨドバシカメラ、大阪市北区)の担当者が言う。「説明すると6万~10万円ぐらいを見ていく客も多くいる」と、高級機種に導く販売のポイントをこう話しています。
まず、オススメ機種として2社を紹介。
▼パナソニックの「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器SR-SPX4シリーズ」、オープン価格10万5000円前後・税別(5.5合炊き)。
釜の内部の圧力を加圧・減圧することで、繰り返し上下に対流を起こすことで米の甘みを引き出しながら炊く。
▼日立アプライアンスの「IH炊飯器 おひつ御膳」、オープン価格6万円前後。2合炊き。
熱源部を分離できる「おひつ」は2時間、70度に保温できる断熱構造。食卓でほかほかのご飯が楽しめる。高齢者・単身者にも向けている。
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メーカー3社の担当者 ビデオ出演
三菱電機、タイガー魔法瓶、象印マホービンがビデオ出演し、自社の特徴を説明しました。
▼三菱電機の「蒸気レスIH本炭釜NJ-XW105」5.5合炊きは11万円前後。
米の銘柄に合った15通りの炊き分けができる。釜の材質は炭を固めた塊を1個ごと成形。
炭素材が発熱を強めてふっくら、1粒ごとにハリがあり、口中でほぐれるような食感が味わえる。
▼タイガー魔法瓶の「土鍋圧力IH炊飯ジャー〈THE 炊きたて〉」は3.5合炊き12万円前後、5.5合炊き13万円。近付くと炊飯時に必要な情報が点灯(モーションセンサーとタッチパネル)されるなど、快適な操作性。
本物の土鍋、質感にもこだわった。遠赤効果と蓄熱性があり、おこげも楽しめる。
▼象印マホービンの「南部鉄器 極め羽釜NP-WT10」は5.5合炊き14万円。炊き上がり感想の入力を繰り返すごとに自分の好みになっていく。121通りの炊き分けができる。
釜は南部鉄器・鉄製、形は昔ながらの羽釜。側面から大火力でかまどで炊いたようなご飯に仕上がる。
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番組のサブキャスト・塚本麻里衣さんが3社の高級炊飯器を試食し、それぞれの違いを次のようにコメントした。
三菱電機製…米の甘みを含んだ香り
タイガー魔法瓶製…香ばしいご飯
象印マホービン製…とってももちもち、ふっくら
*文中の炊飯器の価格は番組が調査したものです。
朝日放送の番組「キャスト」は月曜~金曜、夕方4時58分~7時放映。近畿地方で起こった動向を分かりやすく伝えながら、多彩なコメンテーターとともに検証する。一般ニュースをはじめ、芸能、スポーツなど、幅広い事象を取り上げている同局の看板番組のひとつ。