2018年03月17日
鴻池良一・スケーター会長「新ブランド作る夢」
鴻池良一・スケーター会長
これまで、弁当箱がよく売れるのは主にGMSでしたが、今では販路が広がっています。
スケーターの販路が広がっています。2017年、ドラッグストアの販路が広がったことから歯ブラシやマスク、ヘアアクセサリー、美容関連など消耗品系が増えました。
販路の拡大が当社の商品開発を刺激し、デザインやカテゴリーを充実させるなど、好循環をもたらしています。
行楽関連や病院や学校給食などの業務需要、1000円以内のギフトなどでも新アイテムを投入しています。
素材も中心のプラスチックからステンレスボトルなどやファブリック、陶磁器、ガラス器、木製品などへと拡大中。
現在、スケーターで扱うカテゴリーはおよそ30で、アイテムはそれぞれに15~20点で構成。さらにデザインのバリエーションが10~20点という陣容です。キャラクターは約160種類で、総括すると膨大な点数に膨れ上がります。
この社内展示会は夏・秋・冬の需要を想定しており、今回は主力のランチボックスに力を入れ、オリジナルデザイ分野も強化しています。
当社オリジナルのデザインは、カテゴリーや販売地域、期間など、キャラクタービジネスに伴った使用上の制限が存在しません。純粋に自社の方針に沿って商品化し、販売計画を立てることができます。
スケーターブランドの確立を構想しています。ささやかな夢として、実現化を進めていきます。賛同してもらえる企業を募り、生活用品全般で相乗効果を図れればと考えています。おおよそ5年後を目途に形作りたい。
(2018年3月13日、奈良市のスケーターで開いた「第13回夏・秋・冬社内展示会」の会場でインタビュー)