2013年10月19日
『「嫌な取引先は切って良い」楽しさを追求する社長の非常識な働き方』 中里ス プリング社長著
それでも、中里スプリング「全国47都道府県に 1600社以上」の取引先をもつ超優良企業だ。こんな刺激的なタイトルの新本が発売されている。KADOKAWA 角川書店は2013年10月17日に新刊『「嫌な取引先は切って良い」楽しさを追求する社長の非常識な働き方』(中里良一著)を刊行。 1575円、四六判。
著者の中里社長が経営する中里スプリングには、「嫌な取引先を切る制度」がある。それだけでも驚きだが、「儲かるか儲からないかではなく、好きか嫌いかで判断する」という経営哲学。取引先や上司・部下、それに採用なども社長や社員の好き嫌いで決めているという。
群馬県高崎市にある中里スプリングは社員20数人の下請けの町工場だが、全国47都道府県に1600社以上の取引先をもつ優良企業でもある。悩める経営者、ビジネスパーソンは読みたくなる…」と、出版元。
【本文内容】 客の「ベスト30」と「ワースト10」をみんなで決める/一番の評価を取れば好きなものをつくってよい/同じ名字の社員は採用しない/上司と部下は投票で決める/社員の提案はとりあえず何でも採用する…など
著者の中里良一氏は、有限会社中里スプリング製作所代表取締役社長。1952年生まれ立正大学経営学部経営学科卒業後、商社に勤務。その後、同社入社した。著作はこのほかにも、『不況に負けない「すごい会社」』など数冊が刊行されている。 これまでにテレビ番組では、TBS『がっちりマンデー!!』、NHK『めざせ!会社の星』などで紹介される。テレビ・新聞・雑誌などで掲載655回(2013年8月現在)など、精力的にメディアにも登場している。