アピデ 2014 お中元・秋冬新商品大商談会 【報告】
企画と提案と商品鮮度
アピデ(大阪市)主催の「2014 お中元・秋冬新商品大商談会」が6月4日~6日の3日間、大阪市内のマイドームおおさかで開かれた。テーマは、「『いい~ネ!』から始めよう SMART LIFE Ⅱ」とした。
「春夏の商談会開催から4カ月間、スピードと機動力でギフトとリビングの2つの分野で新企画と新提案を紹介した。消費税率アップ直前の駆け込み需要や百貨店の動向が上向き、夏のボーナス支給を復活する企業などなど、すでに『いい~ネ』は先行しており、こうした状況をとらえながら商談会に臨んだ」(中村雅昭専務の話)。
香港や中国・上海などにも市場開拓をしており、初日早朝から来場者でにぎわった。
リビング部門では新規メーカーの出展が目を引いた。「お客様の売り上げアップにつながるよう鮮度の高い商材を確保。新規メーカーの出展は欠かせない」と同社関係者の話。
輸入品では電源が電池の自動真空キャニスターが商品化した。パスタやコーヒー、小麦粉などの乾物を湿気から守る機能性商品。
保冷・保温機能のマグカップは口当たりの滑らかさ、表面の凹凸加工の槌目(つちめ)、デザイン感度の高いパッケージなど、既存タイプになかった新商品を採用。2個セット2000円設定から、新たに1個2000円、4000円のプレミアム感を盛り込んだ。
ギフト部門では3コースのチョイスカタログで、内容・ページ数とも前回を上回るリニューアルした。新しい試みの「低額チョイス」は予算額1500円、2000円の2つに絞り込んだ好適ギフト商品を集めた企画。企業の記念品や二次会景品を想定している。
繊維製品「サ・ヴァ・ビアン」はオリジナルのデザイン、肩当て、ポンチョなど暖かギフトアイテムで構成している。
関心度の高い、快眠・健康・防災・敬老などのほか、「いいねコレクション」「アレンジギフト」など、同社が力を入れている提案コーナーは人垣を築いていた。
会場内での学ぶコーナー「メッセ講習会」も恒例企画となっている。今が旬(しゅん)の商法・ビジネスモデルを共有するのが開講の狙い。味と健康を切り口に2億数千万円を達成したネットショップや、集客力の高い実店舗での接客教育など経営者や幹部社員らのスキルアップなどが題材となった。
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アピデ株式会社 (大阪市)
創業 1945年12月
資本金 1億3500万円
代表者 取締役社長 中村健輔
従業員数 208人
売上高 116億円(2008年2月現在)
事業内容 ギフト用品 リビング用品/企画・販売・輸出入
関連会社 アピデ企画株式会社:ギフト用品の企画・製造
ハチウェア株式会社:リビング用品の企画・製造
株式会社アベラコーポレーション:開発輸入を中心とするリビング用品の企画製造
取引先 全国一円、東南アジア等約1,500社
仕入先 国内約500社、海外約100社の各種メーカー
www.apides.co.jp/index.html