2025年02月12日
アピデメッセ 新たな提案が盛り沢山
アピデ主催の「2025年 春夏向新商品特別商談会」が2025年1月15日と16日、大阪市内のマイドームおおさかで開かれた。
商談会では他社にない独自性がアピデの存在理由とする姿勢を訴えた。「リビングオリジナルコーナー」でもフレッシュな商材、消費者の関心を形やサービスに込めた提案をした。
その1つが、黒色の引き締まったデザインのステンレス包丁。ビタクラフトとの共同開発だが、シェフナイフ、三徳ナイフ、ペティナイフを商品化した。すでに人気を集めている。特徴は――食洗機で使える、左右利き手兼用、衛生的な刃と柄の一体成型、手入れがしやすいなど、実用面をきっちり押さえている。
黒色でもう1つの商品群はフライパンだ。こびりつきにくさを高めるためコーティング材に翡翠(ひすい)・竹炭・黄土を配合し、摩耗性や遠赤外線など調理に欠かせない機能を盛り込んだ。フライパンや玉子焼き器など、5点で構成している。
水道水への懸念が全国的に広がっており、同社発売の「ゼロピッチャー」に関心が高まっている。新タイプのボトル型は野外でも手軽に浄水が飲める。昨年発売の機種がほぼ完売だった。
ギフト分野でも防災への関心の高さは例外ではない。開場では複数個所で実演などが行われた。個人向け・企業向けの両面で関連品と食品の備蓄、ペットの避難用品なども提案した。
企業の従業員や取引先顧客らへの記念品やノベルティーなどのカタログをweb上で展開し、一括活用・運営の導入を勧めた。紙の使用や経費を軽減化するなど多様なギフトの提案だ。会場正面のコーナーで訴えた。
2つの講習会では、ウエブ関連の積極的な活用で集客力や客単価を上げるネットショップの改善策、顧客・ファンづくりを勉強するなど、実践的な内容だった。