2024年12月03日
ドラッグストア 4.3%増 2024年10月の販売額
経済産業省がまとめた2024年10月のドラッグストアの(速報値)販売額は前年の同じ月に比べて4・3%増の7416億円だった。21年6月以来、42カ月連続の増加となった。
主要3地域の関東・中部・近畿は前年同月比4~5%台の増加だった。店舗数は前月(9月)に比べて27店舗増えて1万9553店舗となった。
部門別では「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」は0・1%減で、20カ月続いた増進にストップがかかった。集客貢献度の高い「食品」は7・2%増、「調剤医薬品」は12・7%増、「ビューティ」8・8%増と、客層の入れ替えを感じさせる部門業績を示した。
地域別では「関東」が4・3%増の3195億円(8264店舗)で、主要都県の販売額増減は埼玉3・2%増(1206店舗)、千葉7・2%増(987店舗)、東京4・8%増(2084店舗)、神奈川4・7%増(1292店舗)。
「中部」は5・5%増の980億円(2635店舗)。愛知5・3%増(1343店舗)。
「近畿」は5・1%増の1090億円(3005店舗)で、大阪6・0%増(1147店舗)。
【ドラッグストアの商品分類】
▽家庭用品=バス・トイレ・キッチン用品、ファブリック、なべ、かま、キッチン用刃物、食器、卓上用品、清掃用品、包装用品、保安防災、避難用具等。
▽日用消耗品=住まいの洗剤、防虫剤、トイレットペーパー、芳香剤、食器洗剤、ティッシュペーパー等。
▽ペット用品=ペットフード、ペット用装飾品、ペット用医薬品、ペット用シャンプー、ペット用シーツ等。