2021年03月19日
鴻池良一・スケーター会長 「ブランド強化など課題」
鴻池良一・スケーター会長
【インタビュー】
スケーターは中期的な観点でブランドを強化していかなければなりません。実情は当社オリジナルキャラクターや一般商品よりもキャラクター付き商品の売上構成比は高いく、当社はキャラクター商品のメーカーという印象が強い。オリジナル商品の開発、積み上げを息長く続けていかなければなりません。
インターネット通販の売上比率も高めていきたい。短期的にも増やしていきたいと考えています。そのためにはITを活用した情報発信にも積極的に取り組んでいきたい。それぞれの商品が持っている「キャラクター」属性を見極めた上で、ストーリーを語らせるという画像・映像を用いた手法です。
従来型の情報発信のように商品スペックの伝達だけでなく、「これを使うとこんな生活が体験できる」「気分が満たされる」など、生活の1場面を切り取ったような視覚に訴えた情報発信です。
従来型の情報ツールでは消費者の知りたがっている情報が伝わりにくい。スケーターが伝えたい商品情報を発信していくには十分ではありません。
ギフト販路にもスケーターの商品が活かせる場があり、今後の課題としていきます。