2021年04月13日
奥村陽・オクムラ社長 インタビュー
奥村陽・オクムラ社長
得意先 仕入れ意欲旺盛
コロナ禍の影響によって単独見本市の開催は2020年3月以来、1年振りとなりました。得意先の小売関係者の方々は業界情報を満足に入手されない状況が続きました。
その間、リモート商談では限界がありました。この見本市ではメーカー情報を十分吸収していただけると思います。商品を直接見てもらい、触れることで、その価値を感じ取ってもらえる上、実のある商談ができます。
同様、当社社員にとっても、たえずリアルタイムの業界情報に触れておくことは得意先の要望にきちんと対応でき得る必須条件だと考えています。ビジネス情報の不断のメンテナンスが得意先の信頼に応えると同時に売上アップにつながっていきます。
2020年度(20年12月期)は免税店と業務用品の業績が激減し、半面、家庭用品の特需効果があり、決算業績は何とか乗り切れたという状況でした。
今期も新規の取引先を細かく1件ごと丁寧に開拓していきます。2021年1月~3月、出だしは悪くないのですが、回復の見込めない免税店や業務用品の補填策として関連用品などにも広げながら地道な提案営業をしていきます。
オリジナルブランド「京都活具」による新規開拓、北陸営業所の新システム導入で不動在庫商品の撲滅など、内部固めに力入れていきます。
(2021年4月8日、京都市内で開かれた「オクムラスプリングフェア2021」会場でインタビュー)