2020年02月27日
奥村陽・オクムラ社長 インタビュー
奥村陽・オクムラ社長
得意先掘り起こしと新規開拓
前期(2019年12月期)売上高は前年比同額程度オクムラ単体で50億円弱でした。消費税率アップ、海外旅行客の減少、暖冬などの影響を受けました。
取引先の中には来客数が減るなど、厳しい状況にあります。今期、新型肺炎ウイルスをはじめ、年初から業績の足を引っ張る事案が続いており、緊張感を持って臨んでいます。
既存の取引先には引き続き、より一層きめ細かく提案する一方、新規開拓では積極的に攻めていきます。一歩一歩着実に地盤を固めていく考えです。
展示会は当社の方向性や現況を知っていただくための大切なイベントです。年2回の最大のビジネスチャンスとして臨んできました。
「京都活具」は既存商品との競合を避けながら新規開拓を進めていく上で、貢献度の高い独自ブランド商品です。徐々に認知度も高まってきました。今回、木製調理器などのアイテムを増やし、先行アイテムとの調和を考慮しました。
新良商店(長崎県佐世保市、全国金物連合商業協同組合加盟)の沖縄営業所の事業を陣容3人の態勢で引き継ぐことを決めました。3月1日付、オクムラ沖縄営業所として立ち上げますが、詳細は今後、詰めていくことになります。
(インタビューは2020年2月19日、同社主催の見本市会場で)