2025年07月13日
中山福 2025秋冬見本市終わる

戦略提案ブースなど力
中山福は2025年7月8日~10日、横浜市内のパシフィコ横浜で「第145 中山福見本市 2025秋冬」を開いた。
季節催事に沿ったタイムリーな商品や自主編集企画、全国展開など、前面に押し出した。出展は新たに7社が追加され、124社となった。
展示面積を広く占めた「戦略提案ブース」では今秋冬に向けた企画・商品群、パネル展示などで迫力ある見せ方で来場者を導いた。
中山福独自のブランド「LIVE PLUS」のブースもにぎわった。キッチン、ダイニング、インテリア分野の企画・開発をしている。展開している「〇〇すぎるシリーズ」の中で、「でかすぎる!フライパン」は小サイズが主流の中、「大きい」で特化。フライパン32㎝、ウォックパン32㎝、ウォックパン30㎝を出品した。
プラスチック製容器、長寿商品シリーズ「ロック&ロック」は「耐熱力」、割れにくさなど、冷凍性能をアピール。キッチンシリーズcarote(カローテ)はアイテムを拡充した。コンパクト性と「5秒で畳める」物干し用品は来場者に畳む体験を呼び掛けた。
一方、戦略提案ブースは消費者の目線、生活感などをもとに用途や場面に応じた商品・メーカーを適材適所に組み合わせている。数年前から復活させたマーケットインの手法は営業担当者、企画担当者、パネルを交えて多段階で紹介していた。
出展メーカーの小間では各社の新製品・主力商品を通路に近いテーブルを挟み、来場者と情報交換を促すのが狙い。バイヤーの関心度を知る上でも興味深かった。


