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リアルな商品情報を求めて
中山福主催の「第137回 中山福見本市～2021秋冬～」が2021年7月6日～8日、横浜市内のパシフィコ横浜で開かれた。

コロナ感染の動静が見通せない中での開催となった。仕入れ担当者らの禁足が解けない一方、昨年並みの業績を維持したい、売上増につながるヒントをつかみたいという取引先の強い要望を受けてのリアル展示の見本市開催となった。メーカー出展数は2021年4月大阪市内で開催の規模とほぼ同数の69社となった。

　感染症対策のため、会場構成は密状態を排除すべく、通路や出展小間の間隔を十分に確保。メーカー小間には大型の隔壁や吊り下げ型の飛まつ対策ボードを設けるなど、前回見本市での感染予防の「ノウハウ」が活かされた。

そうした中、今回も独自ブランド「ベストコ」の充実強化が目を引いた。コロナ禍での在宅勤務、テレビ会議、オンライン授業など、働き方や学業のスタイルの変化が家庭内で使う道具・用品の売れ行きを後押ししている中、生活スタイルの変化に沿った家事関連グッズ、収納用品やキッチン用品などが紹介された。