2024年07月17日
中山福、2024秋冬見本市終わる
企画提案に力入れ
中山福主催「第143回中山福見本市 2024秋冬」が7月9日~11日の3日間、横浜市内のパシフィコ横浜で開かれた。
出展メーカーは107社、うち新規・復活したのは8社。24年8月~12月にかけての秋冬向け商品、年末年始向けギフト商品などを出品したほか、会場のあちこちでは実演展示が来場者の足を止めていた。
これと並行して、主催の中山福は子会社のうち、グリーンパルとLIV PLUS(旧ベストコ、2024年7月1日改名)がそれぞれオリジナル商品を展示。グループ会社ごとに新製品開発に傾注、ラインアップを拡充させるという姿勢を強く打ち出していた。
同社の営業戦略をわかりやすく紹介したのが「戦略提案ブース」。1年前から市場の動向変化に沿った企画販売、販売提案(戦略提案)を復活させた。商談コーナーのすぐ隣に設けて商品・POP・販売を勧めるデータパネルなど、4つのテーマに沿う商品で埋め尽くした。小売店バイヤーにとどまらず、部門責任者経営陣らにも訴える内容という。手に取って確認できる特製平台コーナーなど、来場者に迫る展示をした。