オーエスケー 2019 商談会終わる
オーエスケー(大阪市)の「2019 OSK Collection The 17th」が2019年7月下旬~8月上旬、東京と大阪の2会場で開かれた。
オリジナル新製品は個性化にこだわり、メンズ向けを想定したランチスボックスはユニークなデザインを前面に押し出しながら売り場でのアピールをしていく。
飾らないこともデザインという分野で独自性を進めており、新製品が追加された。 国産で、電子レンジ・食器洗い乾燥機が使えるのがオーエスケーがこだわるところ。キャラクター商品以外でも力を入れている。
「パーセントプレート(% PLATE)」は、百分率(%)をテーマにした器。円グラフを見立てて10%、20%、30%、40%、50%の形でシリーズを構成した。単身者の生活スタイルや来客を招いたパーティーグッズとしても提案された。
1つの形状で2色・2枚の構成。黄、緑、ネイビー、赤など10色をそろえた。一辺の長さが135mmの共通で、50%だけ280mm。大小組み合わせは「150%」として4枚組を販売する。
無機質感が専門店などで人気となっている弁当箱シリーズ「コンテナ(KONTAINER)」に2アイテム3色が追加された。900mlとスリム型の450ml2個組。
2系統ともコンテナ形状で、止め金具でフタと本体をがっちり固定する点は共通している。フタを外せば電子レンジで加熱。ポリプロピレンのほか、フタ=AS樹脂、パッキンはシリコンゴム、止め具はステンレス。
「メシを食べてタフになれ!」の呼び掛けのランチボックス「タフメシ」は4点ロック(ABS樹脂)と全体をしっかり覆うシリコーン材を使っている。800ml。黄色、黒、白、ダークグリーンの基調色に本体横に黒や赤などがアクセント色。箸19.5cmが付いている。
このシーズンの中、コンビニ店のおにぎりの約2倍が作れる「おにぎりケース」。凹凸をモチーフにした3角形・3点ロック式。101×104×53mm、ポリプロピレン、耐熱100度。
インスタグラマーと共同企画したのが「タイトボックス」。作り置きした弁当をまるごと冷凍庫で保存し、食べる直前、電子レンジで加熱という手作り弁当の活用を提案した。
弁当はフタをしたまま冷凍して電子レンジ加熱②消臭効果の添加剤入りでニオイが残りにくい③電子レンジでの加熱が均等に温まる。容量は500ml、650ml、800mlの3種類。機能優先の弁当箱。
これはフォロワーが18万人で、インスタグラムの発信者「MAYA」さんが同社の容器を使ってユーチューブをアップしたことから両者が共同で商品化したもの。MAYAさんが考案した23の未公開レシピを付けて発売する。
材質は本体・中仕切/ポリプロピレン、フタ/AS樹脂、止め具/ABS樹脂、パッキン・吸排気弁/シリコンゴム。ヒノキの木粉をプラスチックに配合した「ひのきのぷら」は弁当箱、カップ、トレーの3アイテム、天然由来の抗菌作用を活用しようという。2019年10月から発売予定。
幼児の食事トレーニングのためのコップ「コボレス」。飲みやすいけどこぼれにくい構造。CGマニメ「きかんしゃトーマス」「ハローキティ」など、2019年9月から発売予定。
「南部鉄玉」は鉄分ニーズに向けたもので8キャラクターをそろえた。
キャラクター弁当箱は「スヌーピー」がカラー展開、「ハローキティ」は新デザインで、ヒノキ製のカッティングボードを追加、「リラックマ」は大人・子ども向けともリニューアル、「JR東日本のSHINKANSEN」が新たに加わった。「with a cat」は温か印象の手描きイラストシリーズ。