2025年03月12日
オクムラ・ヤマカ 春季合同見本市
オクムラ(京都市)とヤマカ(神戸市)の春季合同見本市が2025年2月19日と20日、京都市内の京都パルスプラザで開かれた。出展メーカーは64社だった。
「物価上昇の波が世界を飲み込む中、新しい時代のページが始まる。さらなる知恵を勇気をもって挑まねば」(同社見本市案内状)という。
実感の乏しい景況感の中で、食品を中心とした物価の高騰が止まず、消費は必需品に偏りがち。新たな商品・売り方は待ったなしの状況が続いている。
同社では既存取引先とのパイプを強化する一方、新規開拓は揺るがせにしないという営業姿勢。価格と価値に敏感な消費傾向を受け、春と夏に動く商品や提案をした。
会場中央のコーナーは一部仕切りを取り払い、より見やすい開放型に構成にした。
同社オリジナルの「京都活具」が見本市開催ごとに品目を増やしている。アルミ、鉄、ステンレス、木材など素材を適材適所に起用し、堅実・実直なライフスタイルを想定させるデザインが特徴だ。
防災意識の高まりを受けて「防災コーナー」も強化していた。