2017年12月16日
ホームセンター 2017年10月売上高
「家庭用品」4.8%減
経済産業省がまとめたホームセンターの2017年10月の商品販売額は前年の同じ月に比べて5.1%減って2598億円だった。同年5月から続いた前月割れは、いったん9月に回復したものの、10月は5%超の減少となった。
店舗数は2店舗増えて4293店舗だった。
日本DIY協会の説明では、「台風等の影響から客足が鈍く、園芸用品などの屋外関連商品を中心に伸び悩みが見られた」という。
商品部門別でも「その他」を除き、8部門がすべて後退。なかでも、もっと大きく減らしたのは「園芸・エクステリア」18.1%減。
11カ月間、前年同月比を減らし続けているのが「カー用品・アウトドア」で、10月も8.1%減だった。「電気」も7月を除いて16年12月から下降線をとどっている。「家庭用品・日用品」2カ月連続減少した。
地域別では統計のない「沖縄」を除き、全8地域で減少。最多の1373店舗を有する「関東」が6.2%減の1086億円。「中部」が405店舗263億円7.0%減、「近畿」が603店舗375億円4.8%減だった。