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経済産業省がまとめた２０２４年11月のドラッグストアの（速報）販売額は前年の同じ月に比べて９・３％増の８４５８億円だった。21年６月以来、44カ月連続の増加となった。

主要３地域の関東・中部・近畿は前年同月比７～10％超台の増加だった。店舗数は前月（11月）に比べて42店舗増えて１万９６６１店舗となった。

部門別では「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」は５・３％増で、２カ月連続増加となった。集客貢献度の高い「食品」は９・０％増。９部門中最も増加率の高かったのは「ビューティケア・化粧品小物」16・０％増、次いで処方箋を必要としない薬の「ＯＴＣ医薬品」13・８％増、「調剤医薬
品」12・１％増。
減少率が高かったのは「その他」11・０％減。

地域別では「関東」が９・４％増の３６４３億円（８２９５店舗）で、主要都県別の販売額増減率は埼玉７・２％増（１２１１店舗）、千葉11・３％増（９９２店舗）、東京12・８％増（２０９２店舗）、神奈川９・３％増（１３０１店舗）。

「中部」は７・３％増の１１０５億円（２６４８店舗）。愛知８・６％増（１３４４店舗）。

「近畿」は10・２％増の１２５８億円（３０２２店舗）で、大阪10・７％増（１１５１店舗）。

【ドラッグストアの商品分類】
▽家庭用品＝バス・トイレ・キッチン用品、ファブリック、なべ、かま、キッチン用刃物、食器、卓上用品、清掃用品、包装用品、保安防災、避難用具等。
▽日用消耗品＝住まいの洗剤、防虫剤、トイレットペーパー、芳香剤、食器洗剤、ティッシュペーパー等。
▽ペット用品＝ペットフード、ペット用装飾品、ペット用医薬品、ペット用シャンプー、ペット用シーツ等。