2018年12月30日
象印マホービン、2018年11月期決算
IH炊飯ジャーなど貢献
象印マホービンの2018年11月期決算。
【調理家電】
新製品の圧力IH炊飯ジャーが好調だったうえ、マイコン炊飯ジャーも前年実績を上回った。電気ポットは低調。コーヒーメーカーは前年並みだったが、グリル鍋やオーブントースターなどが前年実績を割り込んだ。
海外市場では中国でIH炊飯ジャーが伸びたものの、中国では大口案件がなく、台湾・北米でも前年実績を下回った。
【リビング製品】
2WAYボトルが好調。ステンレスマグも品ぞろえ充実化したため、ワンタッチオープンタイプの売上が増加した。保冷専用タイプは猛暑効果で大容量タイプが貢献。
海外市場は中国でステンレスマグ、ステンレスポットが良かった。
【生活家電】
加湿器の新製品投入が奏功。台湾ではふとん乾燥機と衣類乾燥除湿機が売れた。
【今期】 市場の縮小と激しい競争、原材料や運賃の上昇など、経営環境の厳しさを予想。品ぞろえ強化と既存市場の掘り起こしなどに力を入れていく。ステンレス製品や中国市場を掘り起こし、国内外とも販促に力を入れていく。