スケーター 新物流センター 奈良県大和郡山市に
企業戦略の要として
スケーターは2024年6月21日、奈良県大和郡山市に物流センターを竣工した。
奈良県内に大小合わせて10カ所に分散していた物流拠点を集約し、新しい物流センターはラックシステム、ピッキングなどの自動化する一方、輸送の効率化をもう一段引き上げたトラック予約システムなどを導入した。商品カテゴリーの拡大、新商品開発の継続など、新物流センターは同社の経営戦略を高品質のサービスによって支えていく。
新しい物流センターの外観は本社屋と同じ、水色と緑色のボーダーデザイン。西名阪自動車道の郡山インターチェンジから車で5分の立地。敷地面積1万5541㎡(4700坪)、延べ床面積2万3830㎡(7200坪)、3層建て。パレット数は2928、自動ラックシステム、ピッキング補助ロボット16台が稼働する。投資総額は60億円。奈良県大和郡山市八条町356の1。
竣工式、取引先ら招き
2024年6月21日、同センターに取引先関係者380人を招き、自動ラックシステムを稼働させる発進式をはじめ、竣工イベントをおこなった。
来賓祝辞は取引先を代表して数社が述べたほか、取引銀行役員や地元代議士らもあいさつをした。
【取引先の祝辞】
▽本田隆史氏・サンリオ・アジア事業本部ライセンス営業担当執行役員
鴻池良一会長もさることながら、総一郎社長はサンリオの元同僚。ともにキャラクタービジネスに従事してきた仲。業容拡大のけん引役となってきたことに敬意を表します。
▽兼田裕之氏・ウォルトディズニー・ジャパン コンシューマ・プロダクツ バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー
海外市場進出の拠点にもなり得る大施設。期待を膨らませています。
▽上田肇氏・しまむら取締役執行役員
スケーター商品群が自社物流で自動化された施設を開設されたことに意義があり、新鮮な感動です。わが社が受ける恩恵に期待しています。