関西家庭金物年始互礼会 2019年
関西家庭金物家庭用品業者年始互礼会が2019年1月7日、大阪市内のリーガロイヤルホテルで開かれ、58回目を迎えた今回、関連業界54社の代表者ら116人が集まった。
発起人代表の中村健輔氏(大阪府家庭金物卸協同組合理事長)は出席したメーカー、卸業の関係者に向けて、「しなやかな猪突猛進であり、力強く成長を望みます」と、あいさつをした。
乾杯発声は岩﨑能久・日本プラスチック日用品工業組合理事長、万歳三唱は菊池嘉聡・全国魔法瓶工業組合理事長の2氏がリードした。
【発起人代表挨拶】
中村健輔・大阪府家庭金物卸協同組合理事長
2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪市に決まり、来年開催のオリンピック・パラリンピックに引き続き、明るいニュースによって大きな希望が持てそうです。
政治経済関連では働き方改革が強く言われ、日本企業の仕事の仕方や労働時間の短縮など、具体的な目標に掲げる事例が目立ってきました。
身近な問題では運賃の高騰をはじめ、人手不足や最低賃金の上昇など、コストアップ要因が山積みです。10月の消費税率増税が予定され、予断を許しません。
新たな元号に変わる亥の年。しなやかな猪突猛進によって業界が力強く成長することを望みます。(アピデ社長)
【乾杯発声】
岩﨑能久・日本プラスチック日用品工業組合理事長
箱根駅伝で優勝した東海大の両角速監督は学生たちに「走ることが好きな集団」であること自覚をさせて試合に挑みました。米国の大リーグで新人王を受賞した大谷選手も「野球が好きだから上手になりたい」と練習に励んだ。
このように、わが業界でも自分の「仕事や業界が好きになる」、その思いを周囲へ伝播させていくことが大事。ビジネスの面白さ、将来性を広めていく。オリンピック・パラリンピックの開催を控え、ジャンプに備えてステップの年としたい。(岩崎工業社長)
【万歳三唱】
菊池嘉聡・全国魔法瓶工業組合理事長
イノシシは本来、温厚で臆病と言われ、猪突猛進とは何かに怯えて逃走している姿を表現したものでしょう。多彩なイベントが予定されている中、一時的な情報に惑わされることなく、迷走することなく進んでいきたい。(タイガー魔法瓶社長)