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2016年01月16日

西プラ 2016年始会に220人

原油安を飛躍のバネに
 西日本プラスチック製品工業協会(原直宏会長)の年始会が1月15日、大阪市内のシティプラザ大阪で開かれ、関係者ら220人が集まった。

 プラスチック製品の主原料の原油の価格が大きく値を下げていることから、原材料手当てに対する負担が軽くなったこともあり、集まった会員関係者の表情には明るさがうかがえた。

 懇親会では近畿経済産業局産業部の戸田美和部長や大阪府商工労働部中小企業支援室ものづくり支援課の魚津高広課長補佐があいさつした。

 これより先、恒例の講演会では、第一生命経済研究所の蔦峰義清氏が「平成28年の経済・市場見通し」をテーマに講演した。

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原直宏会長のあいさつ
 大企業の景況が良かった昨年だったが、11月、12月ごろから安定感に欠き、今年は株安と原油価格の下落の幕開けとなりました。原材料は原油価格に比例するというプラスの一面もあります。加えて、講演会では、景気が上向くという話を聴き、心強く思っています。

 われわれ業界は広い間口の産業を支えていることから、企業と消費者の両者の景況が良くならなければその恩恵を受けない。

 当協会は健康保険組合事業をはじめ、関連団体を抱えており、今年、取り組む課題がある。変化を迎える年でもあり、組合員の支援をお願いします。

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川嵜貞藏・全日本プラスチック製品工業連合会会長・乾杯発声
 大企業を中心に景気が好転しております。今年は中小企業にも好景気が広がるよう、自らも努力をしていきましょう。