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2017年06月09日

日本プラスチック日用品工業組合 「ベリーグッズ展」 10月復活へ

展示会・VeryGoodsの復活でプラスチック業界の新製品アピールの場が増える

通常総会で決定
日本プラスチック日用品工業組合(岩﨑能久理事長)は2017年6月6日、東京都内の上野精養軒で、「平成28年度第44回通常総会」を開き、組合員数84社のうち、64人(うち委任状32人)が出席した。

昨年開催を見送った組合主催の展示会「VeryGoods(ベリーグッズ)」は、10月13日と14日に東京・東京交通会館12Fカトレアサロンで開催する。

あいさつに立った岩﨑理事長は「個人消費の市況はさほど良くないのではないかと実感している。一方、原材料面は安定していると感じる。良い話がふたつある。ひとつは、国の方からものづくり補助金として総額約700億円の予算がまとまったこと。もうひとつは、省エネの機械投資(成型機の買い替え)が認められたこと。我々のベースであるものづくりが大きな国の施策のもとでステップとなり、大きなジャンプができるのではないか。今年、2年ぶりにベリーグッズ・展示会を行う。その場で第36回優秀製品コンクールの表彰式も同時に開催する。お客様に対して新製品をアピールし、商品開発のエッセンスを拾う場になるので、開催に向けて全組合員のご協力を賜りたい」

総会の最後に、岩﨑理事長は組合方針を発表した。

平成29年度日本プラスチック日用品工業組合方針
▽新規性、革新性、更にはデザイン性を兼ね備えた商品開発
▽コストパフォーマンスのある製造体制
▽多様化する市場においても評価される商品づくり