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藤田盛一郎氏

大阪板金家庭金物工業会は2021年12月１日、大阪市内のＫＫＲホテル大阪で冬期総会を開催した。

総会では、末廣会長が「巣ごもり需要による特需が一段落した一方で、原材料やその他もろもろの経費が高騰しています。輸入される原材料や製品などが値上げされる悪い円安がこれまで以上に目立つ状況になってきました。このため、２０２２年は景気の見通しが難しい年になるのではないかと心配していますが、ここは何としても乗り越えなければなりません。そのための技術力であり、営業力であります。年齢を理由に仕事をリタイアしたので、この際、組合運営は若い世代の人にお願いしたい」とあいさつした。

この後、会員間で話し合った結果、藤田盛一郎氏（藤田金属）の新会長就任を決めた。

藤田会長は、「息長く継続してきた組合です。変化の激しい時代ですが、皆様と力を合わせて組合運営にあたっていきたい」と話した。

会員９人が出席し、末廣氏の慰労会を兼ね、近況報告をはじめ、業界を取り巻く近況、社会情勢などの情報交換をおこなった。