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2014年04月24日

売上高 2014年3月度 ホームセンター・スーパー・百貨店など

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【日本チェーンストア協会・住関品】
日用雑貨品はペーパー類、ラップ、アルミホイル、文具などが好調だったが、テレビゲームソフト、カードゲームは不調だった。

医薬・化粧品はカウンセリング化粧品、ボディケア、フェイスケア、フェイスメイク、ヘアメイク、ヘアケア、洗剤類が好調だったが、マスクなどは不調だった。

 家具・インテリアは、ダイニングセット、ソファ、寝具装飾品、カーテン、カーペットが好調だったが、食器セットなどが不調に終わった。
  家電製品は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、調理家電、デジタルカメラ・プリンター、テレビ・レコーダー、照明器具などは好調だったが、空気清浄機は不調だった。

その他商品は、ペットフード等のペット用品、電動アシスト自転車、園芸用品、スポーツバッグなどが好調だった。

【スーパーマーケット 3協会】
日本スーパーマーケット協会・オール日本スーパーマーケット協会・一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会の3協会。

 3 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断は、53.0 と高水準を維持した。 経営動向調査によると売上 DI が 20.7 と、駆け込み特需によって前月比+16.0 となり、収益 DI 13.2(前月比+9.4)と共に大幅な上昇をみせている。

来客数 DI も 2.7(前月比+7.4)と改善をみせたものの、客単価 DI 22.3(前月比+11.5)の上昇による貢献が大きい。各仕入原価 DI は大きな動きなく、高水準を維持している。 

景況感調査は 4 月の消費税率引き上げ後の警戒感がさらに強まった。現状判断は高水準を維持する一方で、見通し判断では景気判断 32.9(前月比-6.6)、消費者購買意欲 31.7(前月比-6.0)と前月より下落した。

そのため現状判断と見通し判断 DI のかい離幅はさらに拡大し、景気判断 DI では 20近くに達した。4月以降、かい離は縮小していくと予想されるがその方向性が注目される。一定期間の駆け込み需要の反動を経て、回復基調に回帰するのか、先行き判断の動向を特に注視したい。

【日本百貨店協会】
全品目で前年同月比プラスとなった。主力の衣料品が2割増に迫ったほか、特選ブランド(身の回り品+38.6%)、美術・宝飾・貴金属(+113.7%)など、高額品の伸びが著しく、家具(+64.0%)や化粧品(+61.2%)も前倒し需要などで大幅増となった。

とくに、主要5品目のうち、身の回り品と雑貨(+67.2%)は統計開始以来、最高の伸びを記録した。

訪日外国人では、東アジア(中国、台湾、香港、韓国)と成長市場アセアン(タイ、シンガポール、マレーシアなど)を中心に、引き続き売り上げ(+69.8%)・客数(+56.1%)が大幅な伸びを示した。

季節催事の「ホワイトデー商戦」や地方物産展の積極的な展開で、食料品(+5.0%)、卒業入学・新生活需要がけん引した家庭用品(+39.1%)も含めて、全地域・全商品が前年同月比をクリア。商況全般できわめて活況だった。

【日本通信販売協会】
公益社団法人日本通信販売協会(佐々木迅会長、正会員496社)は、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計151社を対象として2014年2月度の売上高調査を実施。

4月10日発表の2014年2月度の総売上高(151社)は1362億5100万円となり、前年同月比でみると2.3%と増加しました。伸び率を商品別では、「衣料品」は前年同月比-4.0%、「家庭用品」は5.4%、以下「雑貨」7.6%、「食料品」-4.3%、「通信教育・サービス」-2.8%となり、「総売上高」が前月同様増加となりました。

2月度の1社あたりの平均受注件数は、84,476件(回答118社)でした。