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2021年12月31日

世界の小売業 2019年度上位250社


1位ウォルマート
2019年度の世界の小売業の上位250社の総小売売上高は、前年度の4兆7400億米ドルから増加し、4兆8500米ドルに達した。1社当たりの平均は194億米ドルであった。為替変動調整後の対前年度比平均成長率は4・4%と、前年の4・1%を上回った。

上位250位以内の売上高は40億米ドルで、前年の39億米ドルから上昇している。上位10社は引き続き米国企業が独占し、うち7社は米国に拠点を置いている。

 イオン
 セブンアンドアイ・ホールディングス
ドン・キホーテ
 ベイシア…

日本企業ではイオンが14位(前回調査13位)、セブンアンドアイ・ホールディングス18位(同19位)などが連なっている。
ドン・キホーテ66位(同92位、PPI)、ホームセンター業態ではベイシアグループ、ドラッグストアではツルハホールディングス135位(同151位)、コスモス薬局173位(同186位)、マツモトキヨシホールディングス197位(同199位)、スギホールディングス211位(同230位)、大創産業241位(同247位)などがあがっている。

商品セクター別では、日用消費財が上位250社に含まれる企業数が最も多かった(135社:54%)。19年度は66%。
アジア太平洋を拠点としている9社が、上位250社へ新たに加わった。急成長小売企業50社では、ECとディスカウントストアが高い小売売上高成長率を主導している。

【今年で24回目のGlobal Powers of Retailingの最新版デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区)がレポート「世界の小売業ランキング2021」(日本語訳)として発表した】