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2021年06月28日

世界の小売業 イオン14位、セブン7位


1位ウォルマート、2位アマゾン、3位コストコ

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区)は、Global Powers of Retailingの「世界の小売業ランキング2021」日本語訳レポートを発表した。

日本企業ではイオンが14位(前回13位)、セブン&アイ・ホールディングが18位(前回19位)、ファストリテーリング51位(前回52位)などが連ねている。

レポートは全世界の小売企業から2019年度(2020年6月30日までを期末の事業年度)の売上高上位250社をランキングにまとめ、地域別、商品セクター別に分析。さらに世界経済の展望と、急成長小売企業50社と上位250社へ新たに加わった企業について解説している。

今回の調査によると、上位250社の総小売売上高は4兆8500億米ドル(前年度は4兆7400億米ドル)、平均小売売上高は194億米ドル(前年度は190億米ドル)、14年から19年度における小売売上高の年平均成長率は5・0%となった。

今年度、上位10社に新たな企業の登場はなかったものの、アマゾンが昨年まで6年連続2位にランクインしていたコストコを抜き、世界第2位の小売企業へと躍進した。アマゾンは15年度に初めて10位にランクイン。以降、毎年順位を上げている。

今回、日本企業でトップ250入りした企業数は昨年より1社減の28社で、最上位は14位にランクインしたイオン。ヤオコーが初めて249位にランクインしている。