2020年08月03日
ホームセンター 2020年6月17.3%増
全部門で増加。巣ごもり需要を掘り起こし
経済産業省がまとめた2020年6月のホームセンターの商品販売額(速報値)は前年の同じ月に比べて17・3%増の3147億円で、5カ月連続の増進だ。コロナ禍を受けて日本中が自粛・閉じこもり生活を強いられているが、家庭内で必要なものの掘り起こし需要を促し、2カ月連続2けた増。「その他」を含めて全9部門が前年の同じ月の業績を更新した。ホームセンター業態の復調をうかがわせている。
店舗数は5月に比べて8店舗増えて4372店舗だった。
「家庭用品・日用品」は前年同月比16・2%増の703億円。2019年10月の消費税率引き上げの不振を払拭して6カ月連続の増進。伸び率は2けた増となった。
地域別では「関東」が15・7%増の1301億円(1400店舗)。「中部」18・6%増の325億円(411店舗)。「近畿」13・6%増の460億円(618店舗)だった。