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2017年08月28日

【インタビュー】 奥村陽・オクムラの新社長「社内基盤の整備進めた」

オクムラ(京都市)の社長が2017年8月21日付、交代。新しい代表取締役社長には専務の奥村陽(あきら)氏が就いた。1975年生まれ。あさひ銀行(現・りそな銀行)、エックスネット(投資顧問向けのシステムコンサルタント会社、東証一部)を経て、オクムラに入社。内部組織の改革などを進める一方、前職の経験ノウハウを生かして東京支店や大阪営業所設立でも推進役を担った。趣味のテニスは当面、棚上げし、創業300年の新社長として専念する考えだ。

オクムラに入社しておよそ8年間、社員の皆さんが長く安心して働ける職場をより確実なものにしていきたい――そうした考えで社内の基盤整備に力を注いできました。厳しい局面にもこの考えで臨んできました。

取引先の広域化もあり、得意先の小売業が多様化しています。これまでの商習慣になじまない局面も起きています。オクムラはこれまで中間管理職といったポストに重きを置かなくても、支障なく商売ができました。得意先から商品を受注する営業は出荷・配送と直接がつながっていました。中小企業の良い一面を享受してきました。

しかし、取引先の多様化に伴い、商品の精度管理が求められることになってきました。在庫の管理など、チェーン展開の小売業と取引には一層求められている事案です。メーカーとの商談も同様のレベルで臨まなければいけません。

社内では会計業務を含めて、支社・営業所、関連会社の業務データの平準化、本社での一括管理を進めました。

打ち合わせにはテレビでの会議を導入していますが、営業部門は取引先の意向が最優先です。担当者とは1件ごとにきめ細かく意思の疎通を図っています。個別対応が大事です。