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2016年03月01日

インタビュー 石川宣博・中山福社長

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 石川宣博・中山福社長

 越境ECに取り組む
 石川宣博・中山福社長は、見本市初日の開会式で、開催の狙いなどについてメーカー関係者らに説明した。ここで触れた企業のグローバル化、IT社会、女性の視点などについて聴いた。

 【グローバル化】
 当社が取り組んでいるグローバル化とは海外旅行客の買い物需要にとどまらず、海外販売を主眼に、インターネットを使った通販、越境ECに力を注いでいます。

 この見本市でも商談を進めており、今後の業績アップのけん引役として期待しています。目下、専従担当者を増強するなど強力に取り組んでいるところです。

 品質の高い日本製品は海外で人気ですが、高額です。中国本土では3倍程度ですが、越境ECを利用すれば、自国にいながら日本製品が割安で買えます。

 当社では主に中国や近隣アセアン諸国など、地の利を生かせる近隣国であって、欧米をにらんだものではありません。

 見本市会場で日本製品のコーナーや、2月から刷新した当社ホームページもこうした状況と連動しています。

 課題点もあって、日本の一部メーカーは越境ECが活発化する以前から、海外の業者を通じて販売しているが、契約上、当社が進めている越境ECでの販売ができない。

 それでも、一部メーカーとは事前調整をして越境ECで販売したところ、圧倒的な売れ行きとなった事例もある。今後、関連のメーカーとの調整をしていきたい。

 【女性の視点】
 当社では女性を営業活動の主戦力として位置付けています。採用事例では、これまで男子3に対して女子1の比率だったが、増員採用した今年は男子1に対して女子は2に逆転した。 

 人材育成は短期では解決できません。育つには時間がかかります。当面、マーケティング会社・マザープラスなどの力を借りて、主婦・女性の目線で商品開発を進めていきます。

 このほか、女性の対象世代を広げ、生活感や住空間を意識した商品の開発企画を進めます。新展開について、今年7月に発表できるよう進めています。